万葉集 〜時を越えて〜

BACK HOME
初句索引
ぬばたまの この夜(よ)な明けそ 赤らひく
朝行く君を 待たば苦しも
夜が明けなければいいのに
朝になったら出て行くあなた
そのあなたをまた、待ち焦がれてしまうから……
 初句の『ぬばたまの』は『夜』の、第三句の『赤らひく』は『朝』の、それぞれ枕詞になっています。
 当時は夜になると男性が女性の家を訪ねるというスタイルが一般的でしたので、こういう歌も数多く詠まれています。朝になると、当然、男性は自分の家に帰るなり、仕事に出かけるなりということになります。そして女性はひとり『今夜もまたやって来てくれるのだろうか』と待ち焦がれるワケです。
 今でも、新婚らぶらぶカップルさんなんかだと、こーゆーの、当てはまるんじゃなかろうか(ぉ