万葉集 〜時を越えて〜

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初句索引
はなはだも 夜更(ふ)けてな行き 道の辺(へ)
ゆ笹(ささ)の上に 霜の降る夜を
ねぇ、こんな遅い時間に『帰る』なんて、言わないでよ。
窓も真っ白に曇って、すごくに寒そうなのに……
 こんなコト言われても、それでも帰っちゃう男っているんでしょうか? まぁ、不倫とかだったらなんとも言えませんが……。あと、仕事があるとか? うん、それでも、こんなコト言われたら、もうちょっと一緒にいようかなぁって思っちゃいますよね。
 最後の句に『霜』が出てきますが、これをどう訳したものかと、ちょっと困りました。そのまま訳したら『笹の葉に霜が降りている夜に』ってなるんですけど、そんな状況、今の都会ではなかなか目にしませんからねぇ。目にしたとしても、そーゆーコトを今の女のコが口にするとは、あまり思えません。まぁ、中にはそーゆーコもいるでしょうけど……。それで今回はこんな風にしてみました。