万葉集 〜時を越えて〜

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初句索引
すべもなき 片恋をすと このころに
我が死ぬべきは 夢(いめ)に見えきや
あなたを想うだけで、切なくて、苦しくて
もう私、死んでしまいそう……
こんな私の想い、届いてる?
(いめ)に見て 衣(ころも)を取り着 装(よそ)ふ間(ま)
(いも)が使(つかひ)ぞ 先立ちにける
ふと思ったんだ
君に会いに行こうって
着替えを済ませて
出かける用意をして
その時に来たんだ
君からのメール
 ん〜、イイカンジのふたりですね。お幸せに……(ぉ
 さてさて、夢に誰か異性が出て来た場合、今はどちらかと言うと自分がその相手を想っているという風に考えられますが、当時は逆でした。つまり、夢に出て来た相手が自分のことを想っていると。ですので、一首目で『夢に見えきや』とあるのは、直訳するなら『あなたの夢に私は出てきましたか?』となりますが、意訳してこんな風にしてみました。で、二首目は『出かける準備をしていたら、あなたの手紙を届ける使者が先に来てしまいました』という内容の歌ですが、現代風に訳してこんな風にしてみました。