万葉集 〜時を越えて〜

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初句索引
闇の夜(よ)は 苦しきものを いつしかと
我が待つ月も 早(はや)も照らぬか
真っ暗な夜は、寂しくて、苦しくて……
月が出るのを待ってるの。
あかるい月が、ココを照らすのを待ってるの。
あなたが来るのを、待ってるの……
 当時は夜になると男性が女性のもとを訪ねるというのがいわゆる『お付き合い』のカタチだったというのはご存知ですよね? この歌は、夜になって恋人がやって来るのを今か今かと待っている女性の歌です。相手を待つ間の寂しさや、切ない想いがこの歌には込められています。