万葉集 〜時を越えて〜

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初句索引
忘るやと 物語りして 心遣(や)
過ぐせど過ぎず なほ恋(こ)ひにけり
あなたのことを考える苦しいから、
あなたのことを想うと胸が痛むから、
だから、あなたのことを忘れようと友だちとバカ話。
でも、ダメなの。
やっぱりあなたが恋しいの……
 なんとも、切実な歌ですね。こういう経験、ありますあります。みなさんもありますよね? ね? こんな状況での会話の端に、好きな相手のコトなんかが出て来た日にはもう……
 陳腐な言い方かもしれませんが、心のアンテナが全て『好きなひと』に向かっている、そういう時期なんでしょうね。気にしないようにしても気になってしまう。そういう時期ってあるものです。