万葉集 〜時を越えて〜

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初句索引
まそ鏡 見しかと思ふ 妹(いも)も逢はぬかも
玉の緒の 絶えたる恋の 繁きこのころ
一目でいいから、あの娘の姿を見てみたい
一度でいいから、会ってくれないかなぁ……
もう終わった恋だって、分かってる
分かってるけど、会いたいんだ……
 こういうコト、ありますよね……
 さて、ちょっとばかり解説を。第一句『まそ鏡』は、次の『見』を起こす枕詞で、第四句『玉の緒(の)』は、次の『絶え』を起こす枕詞になっています。
 もう終わってしまった恋。今さら前のように二人きりで同じ時を過ごすことなんてない。そう分かっていても、想いを留めることなんてできないんですよね……