万葉集 〜時を越えて〜

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初句索引
思ふ人 来(こ)むと知りせば 八重葎(やへむぐら)
覆へる庭に 玉敷かましを
あなたが来るって知ってたら、部屋、ちゃんと片付けてたのにな
玉敷ける 家も何せむ 八重葎(やへむぐら)
覆へる小屋も 妹(いも)と居(を)りてば
キレイな部屋が何だって言うんだい?
キミとふたり、静かに過ごせるなら、どんな部屋でも構わないよ
 えー、かなり意訳してます。
 まず、最初の歌ですが、もうちょっと直訳っぽくすると次のようになります。
『愛しいあなたが来ると知っていたら、雑草の生い茂った庭ももう少し綺麗にしておいたのに』
 で、それを受けて次の歌がこのようになるワケです。
『綺麗にしてある家が何になるんですか? 雑草が生い茂っているという小屋でも、あなたとさえいられるのなら』
 で、現代風にするとしたらこんなカンジかな〜〜っていう風に訳しました。男女問わず、誰しも想い出の片隅にこんなコトもあるんじゃないかな〜ってカンジです。もちろん、いつもキレイにしてあるに越したコトはありませんが(爆