万葉集 〜時を越えて〜

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初句索引
かきつはた 丹つらふ君を いささめに
思ひ出(い)でつつ 嘆きつるかも
頬をほんのりあかく染める、かわいらしいあなた
そんなあなたをふと思い出しては、ため息ばかりついています
 うぬぅ、思いっきり自分の好きなように訳してしまった(汗
 ……というハナシはとりあえず置いておいて、ちょっぴり解説。最初の『かきつはた』は、次の『丹つらふ』を導く枕詞です。で、その『丹つらふ』ってのは何かと言いますと……ん〜、万葉仮名では『丹頬経』とか『丹頬合』って書くんですよ。だから、まぁ、頬がほんの〜りあかくなってる、血色の良い状態を示してるみたいです。主に若い女性に対して用いられたようですが、この歌では若い男性に対して用いられています。差し詰め『紅顔の美少年』ってトコでしょうか。
 ワタシ的には、タイトル通り、歳上のおねーさまが若い恋人のことで思い悩んで詠んでるんじゃないかな〜、なんて思ってみたり。ん〜、いいカンジだ(謎笑